木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

ど、どこにも行けてません・・・

秋の日はつるべ落としなどと言いまして、夕日の暮れるのの早いこと!あっという間に9月も終わり・・・。
夕暮れの大山

お松:と、まったく更新できない言い訳から始まっております。この時期恒例となりました、ややさん異常に忙しいモード突入。どこにも行けてないようですね。で、画像は・・・大山?夕日の大山とはまためずらしいカットで?手前は海?どこから撮ったんですか?
やや:美保関です。島根半島の東の先端ですね。
お松:朝日とかを撮るところですね。そのへんもまたへそ曲がりというか・・・。ま、とにかくどこにも行けてないと言う事がよく分かりました。
やや:え~、え~、そうですとも。

おまけ
美保神社拝殿前の狛ワンコ
美保神社拝殿の狛ワンコ

お松:石ではなく焼物なんですね。
やや:文政十三年製の備前焼製の狛ワンコです。江戸後期ですね。美保神社は航海の神様ですので、船乗り達によって、各地の品々が寄進されていますが、これもそう言う物でしょう。ちなみに文政十三年は1830年ですが、この年は改元されており、天保元年とダブっています。
お松:今日はないかと思ってましたが、一応、ややさんのつまんない”うんちく”でました~!
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  1. 2017/10/02(月) 17:50:55|
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鍵掛峠を越えて御机の小屋を見に行ってきた

 なんか夏だし、突然行く気になって、標高910mの鍵掛峠を越えるとそこは奥大山!
鍵掛峠からの大山南壁

 島根側から見ると、出雲富士とも伯耆富士とも呼ばれる柔らかい印象の大山ですが、南側・・・鍵掛峠から見ると強烈な岩山です。そこを少し下ると鳥取県江府町の御机。
お松:「おつくえ」じゃないよ「みつくえ」だよ。ちょっと丁寧に言ってみた訳ではないんです。
やや:・・・。
 そんなに遠くでもないので、いつでも行けると思っていたら、いつまでも行けないところってありますよね。
お松:で、えいやぁって行ってきた訳ですね。
御机の茅葺き屋根の小屋

やや:鳥取県江府町で最も有名なただの小屋です。
お松:雪をかぶった冬景色や、田植え直後の水面に映った様子なんかが有名ですが、真夏の景色もよいですね。照れ屋の大山は、ちょっと雲に隠れ気味ですが、それでもいい感じです。で、この小屋はいったい?
やや:なんの情報もありませんが、とっても有名な小屋です。
御机の茅葺き屋根の小屋

お松:だ・は・は・・・。
やや:付近の道路沿いには巨大な五輪塔があったり・・・。
御机の五輪塔

 御机神社があったりしますが、いずれも、何の情報もありません。
お松:鳥取県の事になると、とたんに情報が無くなってしまうややさんです。
やや:すみません。でも、おもしろいなぁと思ったのは、五輪塔も御机神社の狛犬さんたちも、溶結凝灰岩ですね。
御机神社の狛ワンコ

お松:よ~けつぎょ~かいがん?
やや:溶岩が結合した凝灰岩ってな意味かしらん。大山が噴火したときの噴出物が冷えて押しつぶされてできた岩ですね。出雲の狛ワンコで見慣れた来待石は凝灰質砂岩。とっても柔らかく加工しやすい石ですが、溶結凝灰岩は固そうですね。でも、大山周辺では豊富にあるので、大山周辺の石造物には時々見かける石です。
お松:何の情報も無かったわりに、なにがしのうんちくを語らないと気が済まないややさん。
もう一頭の狛ワンコ
ん!
  1. 2017/07/31(月) 18:55:36|
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新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
今年も変わりませず、よろしくお願いいたします。
玉造金毘羅宮のカラス天狗さま

お松:で、この画像はなんですか?
やや:玉湯の金毘羅宮のカラス天狗様です。
お松:いや、それは知ってますが・・・。まさか、酉年でこれを?
やや:酉にふさわしい画像が無かったもんで、とりあえず翼のあるものを・・・。
お松:・・・。
やや:なんだか、トサカっぽくもあるし・・・。
お松:・・・。
やや:・・・。
お松:・・・今年もこんな調子ですが、よろしくお願いいたします。
  1. 2017/01/01(日) 07:53:49|
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もうすぐハロウィン・・・じゃなかった、神在月!

お松:こにゃにゃちわ~!もうすぐハロウィンですね。
やや:もうすぐ神在月ですがなにか?
お松:もぉ~。それはそうですが、ハロウィンもねぇ?
やや:じゃぁ、ハロウィンって、何の日か知ってますか?
お松:みんなで仮装パーティをする日!
やや:・・・。
お松:じゃあ、何の日なのでしょう?
やや:盆と正月(←お松:はぁ?)。ケルト人のお祭りで、ケルトの1年の節目です。1年が終わる日に、あっちがわ(←お松:あっちがわ?)との扉が開かれ、ご先祖の霊と共に魔女だの精霊だのが現れちゃう日です。それが、新大陸・・・つまりアメリカに伝わって、魔女や精霊・・・転じて化け物に扮装したりして、お祭りになったものなのだそうです。本来は、年の変わり目にご先祖の霊を迎える厳かな盆と正月です。
お松:お、厳かに盆と正月なのですね・・・。
やや:と、言う訳で(←お松:どんな訳だ?)、もうすぐ神在月を迎える佐太神社のすぐ前にある佐太神社摂社の田中神社です。
田中神社西宮

お松:確か、以前にも紹介されたような・・・。そう、二つの社殿が背中合わせに建てられている不思議な神社ですね。なんで、背中合わせだったんですっけ?
やや:。佐太神社の方を向いている西社には木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)命を、反対側の、佐太川に向かっている東社には磐長姫(イワナガヒメ)命を祀っています。『古事記』によれば、天孫降臨のアマツヒコヒコホノニニギノミコト(←お松:あ~長い)は、コノハナサクヤヒメを見初め、求婚したのですが、その父神の大山津見(オオヤマツミ)神は、姉イワナガヒメとセットで嫁がせようとします。ところが、そのイワナガヒメはなんだかその・・・「ひどく醜い」とか、「一目見るなり怖気をふるって」っと『古事記』に記されるような・・・で、アマツヒコヒコホノニニギノミコトは姉を返してしまいます。大山津見神が言うには、コノハナサクヤヒメは「花の咲くように栄える」と言う意で。姉のイワナガヒメは「岩のように長く生きる」と言う意が込められていたのに、イワナガヒメだけを返されてしまった。
 『日本書紀』の「一書」には、それが、人の命の短い理由として記されています。
イワナガヒメを追い返しちゃったのはアマツヒコヒコホノニニギノミコトですが、なぜか、姉妹の仲が悪いと解釈されてしまったようで、背中合わせに社殿が建てられています。まぁ、それはそれでおもしろくはありますが・・・。
お松:背中合わせではあっても、並んで建てられているのは、実は仲の良い証拠では?二柱にあやかって、末永く美しくいたいものです。
佐陀川から見た田中神社

やや:わたしゃ、太く短く、ピンピンコロリが理想です。で、コロリと行っちゃった後はハロウィンに帰ってくるの。
お松:日本ではお盆です。それに、なんか、祟りそうなんで、ややさんは帰ってこなくていいです。迷わず行っちゃってください。
やや:Trick or Treat!
お松:しっかりハロウィンしてるじゃないですか?
  1. 2016/10/23(日) 22:17:42|
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狛ワンコがいっぱい

 梅雨の中休みの山陰地方ですが、明日からは雨予報。なので・・・
お松:また、山に登ったんですか?
やや:ちょっとした空き時間で登るので、大変な所には行きにくいし・・・。と、言う訳で、嵩山です。
お松:嵩山と言えば、小学校の遠足かなにかで登った記憶が・・・。以前は、市街地のどこからでも見える山でしたが、近年はマンションが増えて見えにくくなりました。
やや:でも、その特徴的なシルエットは隣の和久羅山とセットで、心ある人は涅槃仏とか言っているそうですが、松江の中学生は、「髪の長いお姉さんが寝ている」と言ってましたっけ。
お松:た、確かに・・・。長い髪に高いお鼻が和久羅山。その左隣の、
やや:その左隣のおっぱいが嵩山です。
お松:お・・・。
嵩山と和久羅山

やや:近年では登山道も駐車場も整備され、お手軽に登ることができるようになりました。なので、散歩の延長のお気軽ハイキングの人から、ほぼジョギングの人までいます。汗をかきかき登ること20分ほどで尾根筋に・・・。やがて、大きな鳥居が見えてきました。
布自伎美神社の鳥居

 嵩山は、『出雲国風土記』記載の「布自枳美高山(ふじきみたかやま)」で、奈良時代には烽(とぶひ:古代ののろし台)が置かれていたことが判っています。そして、山頂には『出雲国風土記』に布自伎弥社と記される布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)があります。
布自伎美神社本殿

お松:ここは、山寺ではなく神社なんですね。
やや:『出雲国風土記』に記される山の多くは、神宿る山、つまり神社に関係する山なのだろうと思われます。そうした山の一部が後に山林修行のお寺に使われるのだろうと思うのですが、この山には、アレがないんで・・・。
お松:あれ?
やや:水がないんです。
お松:え?嵩山と言えば、熊井の瀧や目無し水など有名な湧水池が・・・。
やや:いずれも麓です。山中では水の確保が難しそうですね。小さな独立峰なので、当然ですが・・・。
参道の狛ワンコ

お松:なるほど。でも、そんな山にも立派な社殿があるのですね。
やや:社殿の材料はもちろん、鳥居や狛犬なんかも、持って上がるのは大変だと思うんです。
先代、先々代狛ワンコたち

お松:そうですよねぇ。でも、狛ワンコ、たくさん居ますね。
やや:それは、あれですよ(←お松:なに?)。持って上がるのも大変ですが、持って降りるのも大変なんです。なので、壊れた先代も先々代も、寄せられるだけです。元気そうなのは、現役狛ワンコの隣でがんばってたりします。
お稲荷さんも

お松:わ・は・は!でも、みんな元気そうです。
やや:みんなで楽しそうですよね。
参道と狛ワンコ
  1. 2016/06/18(土) 18:25:35|
  2. お松との会話
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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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