木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
今年も変わりませず、よろしくお願いいたします。
玉造金毘羅宮のカラス天狗さま

お松:で、この画像はなんですか?
やや:玉湯の金毘羅宮のカラス天狗様です。
お松:いや、それは知ってますが・・・。まさか、酉年でこれを?
やや:酉にふさわしい画像が無かったもんで、とりあえず翼のあるものを・・・。
お松:・・・。
やや:なんだか、トサカっぽくもあるし・・・。
お松:・・・。
やや:・・・。
お松:・・・今年もこんな調子ですが、よろしくお願いいたします。
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  1. 2017/01/01(日) 07:53:49|
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もうすぐハロウィン・・・じゃなかった、神在月!

お松:こにゃにゃちわ~!もうすぐハロウィンですね。
やや:もうすぐ神在月ですがなにか?
お松:もぉ~。それはそうですが、ハロウィンもねぇ?
やや:じゃぁ、ハロウィンって、何の日か知ってますか?
お松:みんなで仮装パーティをする日!
やや:・・・。
お松:じゃあ、何の日なのでしょう?
やや:盆と正月(←お松:はぁ?)。ケルト人のお祭りで、ケルトの1年の節目です。1年が終わる日に、あっちがわ(←お松:あっちがわ?)との扉が開かれ、ご先祖の霊と共に魔女だの精霊だのが現れちゃう日です。それが、新大陸・・・つまりアメリカに伝わって、魔女や精霊・・・転じて化け物に扮装したりして、お祭りになったものなのだそうです。本来は、年の変わり目にご先祖の霊を迎える厳かな盆と正月です。
お松:お、厳かに盆と正月なのですね・・・。
やや:と、言う訳で(←お松:どんな訳だ?)、もうすぐ神在月を迎える佐太神社のすぐ前にある佐太神社摂社の田中神社です。
田中神社西宮

お松:確か、以前にも紹介されたような・・・。そう、二つの社殿が背中合わせに建てられている不思議な神社ですね。なんで、背中合わせだったんですっけ?
やや:。佐太神社の方を向いている西社には木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)命を、反対側の、佐太川に向かっている東社には磐長姫(イワナガヒメ)命を祀っています。『古事記』によれば、天孫降臨のアマツヒコヒコホノニニギノミコト(←お松:あ~長い)は、コノハナサクヤヒメを見初め、求婚したのですが、その父神の大山津見(オオヤマツミ)神は、姉イワナガヒメとセットで嫁がせようとします。ところが、そのイワナガヒメはなんだかその・・・「ひどく醜い」とか、「一目見るなり怖気をふるって」っと『古事記』に記されるような・・・で、アマツヒコヒコホノニニギノミコトは姉を返してしまいます。大山津見神が言うには、コノハナサクヤヒメは「花の咲くように栄える」と言う意で。姉のイワナガヒメは「岩のように長く生きる」と言う意が込められていたのに、イワナガヒメだけを返されてしまった。
 『日本書紀』の「一書」には、それが、人の命の短い理由として記されています。
イワナガヒメを追い返しちゃったのはアマツヒコヒコホノニニギノミコトですが、なぜか、姉妹の仲が悪いと解釈されてしまったようで、背中合わせに社殿が建てられています。まぁ、それはそれでおもしろくはありますが・・・。
お松:背中合わせではあっても、並んで建てられているのは、実は仲の良い証拠では?二柱にあやかって、末永く美しくいたいものです。
佐陀川から見た田中神社

やや:わたしゃ、太く短く、ピンピンコロリが理想です。で、コロリと行っちゃった後はハロウィンに帰ってくるの。
お松:日本ではお盆です。それに、なんか、祟りそうなんで、ややさんは帰ってこなくていいです。迷わず行っちゃってください。
やや:Trick or Treat!
お松:しっかりハロウィンしてるじゃないですか?
  1. 2016/10/23(日) 22:17:42|
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狛ワンコがいっぱい

 梅雨の中休みの山陰地方ですが、明日からは雨予報。なので・・・
お松:また、山に登ったんですか?
やや:ちょっとした空き時間で登るので、大変な所には行きにくいし・・・。と、言う訳で、嵩山です。
お松:嵩山と言えば、小学校の遠足かなにかで登った記憶が・・・。以前は、市街地のどこからでも見える山でしたが、近年はマンションが増えて見えにくくなりました。
やや:でも、その特徴的なシルエットは隣の和久羅山とセットで、心ある人は涅槃仏とか言っているそうですが、松江の中学生は、「髪の長いお姉さんが寝ている」と言ってましたっけ。
お松:た、確かに・・・。長い髪に高いお鼻が和久羅山。その左隣の、
やや:その左隣のおっぱいが嵩山です。
お松:お・・・。
嵩山と和久羅山

やや:近年では登山道も駐車場も整備され、お手軽に登ることができるようになりました。なので、散歩の延長のお気軽ハイキングの人から、ほぼジョギングの人までいます。汗をかきかき登ること20分ほどで尾根筋に・・・。やがて、大きな鳥居が見えてきました。
布自伎美神社の鳥居

 嵩山は、『出雲国風土記』記載の「布自枳美高山(ふじきみたかやま)」で、奈良時代には烽(とぶひ:古代ののろし台)が置かれていたことが判っています。そして、山頂には『出雲国風土記』に布自伎弥社と記される布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)があります。
布自伎美神社本殿

お松:ここは、山寺ではなく神社なんですね。
やや:『出雲国風土記』に記される山の多くは、神宿る山、つまり神社に関係する山なのだろうと思われます。そうした山の一部が後に山林修行のお寺に使われるのだろうと思うのですが、この山には、アレがないんで・・・。
お松:あれ?
やや:水がないんです。
お松:え?嵩山と言えば、熊井の瀧や目無し水など有名な湧水池が・・・。
やや:いずれも麓です。山中では水の確保が難しそうですね。小さな独立峰なので、当然ですが・・・。
参道の狛ワンコ

お松:なるほど。でも、そんな山にも立派な社殿があるのですね。
やや:社殿の材料はもちろん、鳥居や狛犬なんかも、持って上がるのは大変だと思うんです。
先代、先々代狛ワンコたち

お松:そうですよねぇ。でも、狛ワンコ、たくさん居ますね。
やや:それは、あれですよ(←お松:なに?)。持って上がるのも大変ですが、持って降りるのも大変なんです。なので、壊れた先代も先々代も、寄せられるだけです。元気そうなのは、現役狛ワンコの隣でがんばってたりします。
お稲荷さんも

お松:わ・は・は!でも、みんな元気そうです。
やや:みんなで楽しそうですよね。
参道と狛ワンコ
  1. 2016/06/18(土) 18:25:35|
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星上寺の仁王門で・・・

 松江市街地を見下ろす星上山スターパーク近くにある星上寺は、現在は山頂近くの無住のお寺です。で、昨年に登ったついでに行くべきだったのに行けなかった(行かなかった)仁王門を見てきました。このお寺も中世には、全山に点々と僧坊群が展開していたはずで、その名残が、麓にあるこの仁王門です。
星上山の仁王門

 山上の伽藍には、車で近づくこともできますが、本来は、ここから小一時間かけて山道を登る訳です。この仁王門、茅葺き屋根がステキな松江市指定文化財ですが、修理されすぎと言うか、周辺の道路建設の影響もあって、すこしかわいそうな環境に建っていますね。でも、この先の登山道(参道)は、良い雰囲気です。
星上山参道の不動明王様

お松:朝から晴天。桜は満開だというのに、変な小理屈をひねくりまわしてソメイヨシノが大嫌いなややさんは星上山へ逃亡?
やや:ソメイヨシノは、まぁ、その話はいいとして・・・。とにかく、松江市中心部は、満開の桜の下のお城祭りと、「松江武者行列」とか言うイベントで、ごった返しています。人混みが大嫌いなので市街地脱出です。
星上山参道の六地蔵のみなさん

お松:イベントよりもずいぶん前の時間帯に県立図書館へ行きましたよね?城山界隈の桜も見てきたんでしょう?
やや:もちろん、桜は満開でしたが、ちょっと気分が悪いっつ~か・・・。一部の撮り鉄のマナー違反が時々話題になっていますが、一部撮り鉄だけじゃない!日本全国にわかカメラマンだらけで、どれほどすんごいお写真を撮られているのか存じませんが、早くからの露骨な場所取りとか・・・。チャリで走っていると、自転車レーンにどーんと三脚を広げておられてびっくりぽん!城山のお堀で行われた先週のイベントでもカメラマンから「じゃまだ、どけ~!」って、怒号が飛んでいたんだとか・・・。一部撮り鉄のせいで他の撮り鉄もおかしな目で見られたりすることがあったりしますが、そのうち、一眼レフを持っているだけで迷惑がられるようになるんじゃないかと・・・。やっぱ、人混みは嫌いだ。
お松:・・・。
やや:・・・。
お松:そ・それで、山寺へ?
やや:山寺では、誰にも会うことなく・・・。
お松:ま、昨今のマナー違反を心配しているという事で・・・。
  1. 2016/04/02(土) 17:13:04|
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すっかり春になったようで

お松:こにゃにゃちは~!
 さて、修行などというストイックな響きのある言葉は、すでに似つかわしくないほどの病的なペースで山寺巡りを続けるややさんですが、今日も登ったの?
やや:澄水寺跡のことですか?今日は登っていません。ただ、予想外に晴れたので、車でびゅ~んって行ける華蔵寺に行ってきました。
華蔵寺から見た大山・中海

お松:お~!大山のアップ!さすがにしっかり雪がありますね。手前は中海に浮かぶ江島?ってことは、この左端に小さく見える橋が「ベタ踏み坂」?ぜんぜんベタ踏み坂っぽくないですね。
やや:そりゃそうだ。望遠効果でタテにぎゅっと縮めて、すんごい坂に見せてますが、本当にベタ踏み坂だったら、大変じゃないですか?
華蔵寺の不動明王

お松:車でびゅ~んって行ける華蔵寺は、件の澄水寺の隣の山でしたっけ?
やや:間に三坂山ってのがありますが、お隣みたいなもんです。この華蔵寺は、元々は天台宗の山林修行のお寺で、盛時には十二坊があったと言われていますが、鎌倉時代頃にはやや衰え、正安年間(1299~1301)に臨済宗の禅院として再興。近世に入ると松江城の鬼門に当たると言う事で、松江藩の保護を得て栄えています。寺伝では、澄水寺の僧徒と闘争したこともあったのだとか。
華蔵寺の石段

お松:なんだか、よくわかりませんが、中世頃?その頃には、今では想像もできないくらい山寺だらけだったって事ですか?
やや:そうみたいですね。その辺を勉強中です。

おまけ
澄水寺の一丁地蔵は、長年の風雨で摩滅して、お地蔵さんであることがわかるだけの一丁地蔵でしたが、西隣の小倉寺跡の一丁地蔵はこんな感じ。一丁と記されていますので、あと約109mで小倉寺です。
小倉寺跡の一丁地蔵

 文化十一(1814)年ですので、江戸時代の終わり頃に置かれたようですね。ヨーロッパではナポレオン戦争の終盤近く。日本近海にはロシア船やイギリス船が出没。歴史がそわそわし始める直前・・・。

お松:あの~。確か、今日は山には登っていないって言ってたくせに、しっかり登ってるじゃないですか?
やや:あ、いや、お・小倉寺跡は、それほど山寺ってほどの山ではない山寺で・・・。
お松:なにを言っているのか、さっぱりわかりませんが?
  1. 2016/03/12(土) 19:03:56|
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Author:やや
 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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