木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

石見銀山武家屋敷河島家の冬のしつらえとPM2.5

 訳あって、久しぶりにウィークディの石見銀山に行ってきました。穏やかに晴れたのですが、さすがにこの時期、町並みは誰も歩いていない!すれ違った観光客とおぼしきに人を数えると・・・。穏やかな好天。ほどよい西風で、お空は霞みまくってます。黄砂?杉の林も良い色をしているし、花粉?・・・なんか気分が良くないのはまさかのPM2.5?
誰もいない町並み
石見銀山の霞んだ空
 さて、
 以前もこの話をしましたが、石見銀山の熊谷家と河島家では、いい加減な管理の施設と違って、季節毎のしつらえが意識されています。だから熊谷家では(たとえ客がいなくっても)火鉢に炭火が起こされていて、(寒いけど)冬らしい雰囲気を醸し出されています。これぞ正しい日本の冬!
河島家のお庭
 河島家でも「寒いので障子を閉めていますが、ご自由に開けて下さい」の張り紙が。う~ん、良いですわ。寒いけど・・・。
 平野部では梅が咲き始めていますが、さすがに標高の高い石見銀山ではまだかなぁ?と思っていたら、ほんのわずかではありますが、咲き始めていました。
清水谷精錬所跡の梅

 画像は、わずか2本しか・・・しかもほんの2分咲きの石見銀山清水谷精錬所跡の梅。見頃はまだまだ先のようですが・・・。

まったく、お庭の話じゃないな・・・。
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  1. 2013/02/23(土) 19:10:53|
  2. お庭でひとりごと
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水と橋のお庭(しつこく縮景園の続き)

お松:こんばんは~。
 さて、一人でお好み焼きを堪能してきた件やおみやげが無かった件については、まぁ良いとして、・・・縮景園は、本当に水が豊富なお庭ですねぇ。
縮景園の橋

やや:ホントーに一生懸命働いていたんだってばよぉ~(←お松:はいはい)。ま、とにかく、縮景園は西湖堤の跨虹橋がシンボルとなっていますが、その弧虹橋がかかる大きな池の他にも、そこに流れ込むたくさんの流れが目につきます。何本も橋を渡って庭園を回っていきます。
お松:広島という町自体が、太田川とその支流が何本も流れていて、水の豊かな町だなぁ、と言う印象ですよねぇ。こんなに水を感じるお庭というのを、出雲・石見では見ないような気がしますが?
やや:ひとつには、池泉回遊式と言われる大名庭園が残っていないからだと思いますが、もう一つ、現在の縮景園が、大火の後に整備されたと言うこともあるかもしれませんね。
お松:なるほど。いつもややさんが言っている“庭の持つ機能”と言うヤツですね。
やっぱり縮景園の橋

やや:これほど水が豊かだと、真冬は寒そうですが、そこは瀬戸内!真冬でも晴れた日が多いのはうらやましい限りです。
お松:おかげでのんびりできました、ってか?せめておみやげぐらい買ってきてくれてもねぇ
やや:・・・本当に働いてたんだってばぁ・・・。
  1. 2013/02/10(日) 18:12:38|
  2. お松との会話
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縮景園とお好み焼き

お松:おっはよーございま~す!
 先週は、土日も休み無く働いていたかと思ってたら、実は、しっかりお庭見物に行ってたんですね。
やや:違います。休み無く働いていた間の、ほんのわずかな時間を見つけて、縮景園に駆け込んでみただけです。
お松:ほんのわずか?の割りには、ずいぶん画像を撮ってきたようですが・・・?
やや:い、いや、ほんのわずかと言っても小一時間はねぇ・・・。それなりにねぇ・・・。
お松:ほぉ~。まぁいいや。
 パンフレットによると、縮景園と言うのは上田宗箇の作庭なんですか?上田宗箇って古田織部の弟子?お茶の人ですよねぇ?
上田宗箇のお庭というと、ものの本では、旧徳島城表御殿庭園とか名古屋城二ノ丸庭園。なんか枯山水に豪快な石橋って印象がありますが、このお庭はまるで中国庭園のような?
跨虹橋

やや:だはは、中国庭園?西湖堤の石橋の事ですね。縮景園では跨虹橋と名付けられていますが、大名庭園にはよくあるデザインです。
 縮景園は元和6(1620)年(古い!)から作庭が始まっていて、その時の作庭者が上田宗箇と言われています。でも、古いお庭は、当然に時々の改修を受けるものです。現在の縮景園は18世紀後半の大火後に行われた大改修の時のデザインを受け継いだもののようですね。だから、どの辺に上田宗箇が残されているかは、もっとよく探さないと・・・。その後も大本営の副営となったり、原爆で壊滅的な被害を受けたり、その後の修繕が行われたり・・・と言った大変な紆余曲折で現在に至っている訳です。
お松:なるほど~。ところで、広島と言えば、もみじまんじゅうにお好み焼き?
やや:もみじまんじゅうはともかく、お好み焼きは、いやぁ、久しぶりに鉄板の上で、へらで食べましたが、やっぱりおいしかったですねぇ。
お松:どこで食べたんですか?
やや:もちろん、お好み村に決まっているじゃないですか!いやぁ、はふはふって、熱くって!鉄板の上でソースの焦げる香りがまた、何というか・・・。
お松:・・・休み無く働いていた、ほんのわずかな・・・とか言ってませんでしたっけ?
やや:あ”・・・わずかとは言いましても、それなりの時間は・・・、その~ねぇ・・・。

夕照庵前の州浜

画像は、縮景園の夕照庵の前の玉石の州浜。玉石がコンクリで貼られているのが情緒が無くって残念ですが、だからといって、整備的にはどうしようも無いですよねぇ。
  1. 2013/02/09(土) 10:58:51|
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大名庭園

 そもそも、大名庭園なんてものには、まったく関心は無かったのですが、別冊太陽の最新版が『大名庭園-武家の美意識ここにあり-』だったので・・・やっぱ、いいわ~。
 出雲・石見には、残念ながらそれらしき良いものはありません。浜田城には潮入か淡水か?微妙な位置にお庭があったことが判っていますが、現在は埋められ、御便殿と言う大正時代の皇太子御成の建物が移築されて建っていますし、松江藩の楽山は、テニスコートとか公園とか・・・大名庭園な感じは見る影も・・・
縮景園

 画像は、たまたま行った広島城の縮景園!原爆で壊滅的な被害を受けたはずですが、そこから修復され、現在の美しい姿がよみがえっています。このお庭の原形を作ったのは上田宗箇!
 けっこう良いです。(←お松:興味ないって言ってたくせに~!)
  1. 2013/02/03(日) 19:04:20|
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Author:やや
 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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