木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

今年も・・・

お松:こにゃにゃちは~!間もなく2015年も大団円を迎えようとしていますが・・・。
 あいかわらず、ややさんは多忙なようで、更新はもちろん大掃除もままならず、年賀状の準備すらしていないことにようやく気がついたと・・・。
やや:・・・。
華蔵寺参道

お松:さて、今年は?と言うと、3月末から怒濤のお引っ越し。生活環境も変わり、ブログからも困ったときの日御碕神社が息を潜め、替わって枕木山華蔵寺が頻繁に登場?
やや:・・・。
お松:そう言えば、この夏からは突如、山に登り始めましたね。三徳山三佛寺から始まって、大山に琴弾山。その他、よく知らない山寺に毎週のように・・・。思えば、あの頃は余裕があったようですが、昨今の惨状は、いったい何なのさ?
やや:・・・。
お松:秋には、例年あまり本気で扱ったことがない神在月をしつこく解説していたのは、あの頃から本格的に忙しくなり始めて、どこにも行くヒマがなくなってきたんですよね。
やや:・・・。
お松:そうこうしているうちに、あっという間の年末到来。
 さて、来年は?
やや:とにかく、目の前の仕事を片付けて・・・。
お松:何の展望もない、と言うことのようですが?まだ、登る?
やや:冬の間は登れませんが、春になれば登ってみたい山はいくつか残ってますので・・・。
お松:と、言う訳で、来年もまた、何の展望ももくろみもなく、お庭だってあるかどうか、だらだらと時々更新が続くのでした。
 では、みなさん。今年も、このよく分からないブログにおつきあいいただきありがとうございました。また来年、お目にかかりましょう!現場からは以上です。スタジオにお返ししま~す!
やや:・・・。
華蔵寺参道

画像は、暖冬とは言えしっかり寒い、枕木山華蔵寺でした。
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  1. 2015/12/30(水) 18:20:06|
  2. お松との会話
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飯生(いなり)のオタク

 あいかわらず、忙しくしておりますが、さすがに疲れたので、休みの日は休もうかと・・・。
お松:当然です。休んでください。で、どっか行きましょう。ここんとこ、神在月とか、国引きとか、メジャーな感じで回してましたが、古代史フェチで神話オタクの本領発揮なネタとかないんですか?
やや:そんな、いきなり言われも、近場でオタッキーなネタなんて・・・そう言えば、行ったことが無いな。近場でオタッキーと言えば、・・・行って見ますか?

意多伎神社参道

お松:と、言う訳でやってきました、ここは安来市・・・。
やや:安来市飯生(いなり)町です。
お松:「飯生」と書いて「いなり」って読むんですね。で、どの辺がオタクなんですか?
やや:オタクではありません、オタッキーです。
お松:はぁ?
やや:出雲の古代史オタクの間ではシンボルとも言うべき意多伎(オタキ)神社です。
お松:・・・オタキ神社で、オタッキー。

意多伎神社本殿

やや:ま、いろいろオタッキーなんですが、この神社、通称は飯生明神(いなりみょうじん)。つまりお稲荷さんなんです。
お松:ほんとだ、キツネさんがいっぱい。
やや:奈良時代に記された『出雲国風土記』には、2つ意多伎社が記されていて、少なくともそのどちらかであったはずです。また、『延喜式神名帳』にも記されていますので、奈良平安時代から続く由緒正しい神社だったはずですが、一時、お稲荷さんの方がメジャーになった時期があったようで、飯生(いなり)明神に飯生(いなり)町となっています。

お松:確かにオタクぽいネタですね。
やや:しかも、この境内からは、尖頭器(槍先)や石斧などの縄文時代の石器類が出土していて、神社の宝物となっていました。現在は、安来市指定文化財となっているんです。
お松:縄文時代から続く神社なんですか?
やや:そんなはずはないですけど、この周辺は、1万年も前から住みやすい所だったと言う事です。

意多伎神社の稲荷社

お松:そういう訳で(←やや:どんな訳だ?)、今回は、特にオチもなく終わるのでした・・・。
  1. 2015/12/23(水) 16:39:59|
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おえっの杜

 あいかわらず、忙しくしておりまして、今回の画像も先週の雨の中ので・・・すみません。
 で、今日の話題は、国引き神話だったりします。
『出雲国風土記』の冒頭には、出雲らしからぬ壮大な神話である「国引き」が記されています。この国引き神話自体は「意宇(おう)」の地名説話なので、なんでこの地が意宇と呼ばれているかを説明したものです。で、その内容を、とってもおおざっぱに言うと・・・
 八束水臣津野命(やつかみずおみずぬのみこと)が、「出雲国って、イマイチ小さかとね(←お松:ど・どこの人?)。ちょっと縫いつくろってやっか。」ってつぶやいて、志羅紀(朝鮮半島の新羅か?)の方を見ると、「お?国が余っちょるばい?(←お松:だ・だからどこの人ですか?)」とおっしゃって、童女の胸鋤(おとめのむなすき:ぴちぴちおねぇちゃんのバストのように大きな鋤?)を手に、余っている国を割り離して、綱をかけ、「国来!国来(くにこ!くにこ)!」と引っ張ってきたのが出雲大社周辺の土地。それを引っ張った綱が園の長浜。綱をつなぎ止めた杭が出雲と石見の境にある佐比売山(さひめやま:三瓶山)。で、さらに・・・あまりに長いので以下省略・・・もう3度ほど国の余りを引っ張ってきて・・・。「よか。これで国引き、終わったばい!(←お松:だ・だからどこの人なの?)」って言って。その後で、「意宇杜(おうのもり)」に杖を突き立てて「おぇ・・・」って言ったと・・・。で、この地は意宇(おう)なんだとか。
お松:あの~?国引きが重労働だと言うことは想像できますが、神様の発言に「おぇ・・・」は無いでしょ。
やや:い~え。原文に意恵(おえ)と書いてあるんです。八束水臣津野命が「おぇ~っぷ」って吐きそうになったから「意宇(おう)」なんです。
お松:・・・。「おえ」がだんだんグレードアップしてますが・・・。

意宇の杜

やや:その八束水臣津野命が杖を突き立てた「意宇杜(おうのもり)」の推定地が松江市竹矢町の「客の森」と呼ばれる場所です。
お松:こう言うのって、ほんと驚きですよね。神様が国を引っぱってきた、なんて言う現実離れした神話の舞台が、現実に・・・しかも道路に停めた車の窓から「これです。」とか、言っちゃえるって・・・。
やや:まったくですわ。

意宇の杜と茶臼山

お松:・・・で、意宇杜って、これ?杜って言うから森だと思ってましたが、これがまた、あまりに何というか・・・。
やや:おぇ~!
お松:今回は、なんだかお下品なので、このあたりで。ではまた次回。
  1. 2015/12/19(土) 19:13:28|
  2. 神話の足跡探し
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神在月も終わりましたが・・・

 神在祭も終えた多賀神社です。
 宍道湖と中海を繋ぐ大橋川は、その下流で、剣先川など大小の支流が合流し、一旦川幅を狭めて中海に注ぎます。その最も狭くなった場所が、『出雲国風土記』に「朝酌の渡り」と記され、渡し船や漁労、市場など、賑やかな場所だったはずですが・・・。冬を迎え、ますます静かな多賀神社周辺です。
朝酌の風景

 例年なら、神在月が開けると本格的に寒くなる出雲地方ですが、今年はなんだか暖冬?さして冷たくもない雨が降っています。
多賀神社

お松:こにゃにゃちわ~。まぁ毎年、この時期は忙しいって事は知ってますが、また今年も、更新すらままならない今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 忙しくってどこにも取材に行けない。しかも雨だし。・・・っと言う訳で、ややさんは今回も手近な画像による「とりあえず更新」です。
やや:え~、え~、そうですとも「とりあえず更新」ですよ。それがど~した!
  1. 2015/12/13(日) 17:39:01|
  2. お松との会話
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狛犬!狛犬!

 多くの神社の神在祭が終わり、来週には万九千(まんくせん)神社・売豆紀(めづき)神社の神等去出(からさで:神送りの神事)祭。全国から集まられた八百万の神様方が各地へお帰りになります。万九千神社の神等去出祭が終わると、出雲地方は本格的な冬を迎える事になります。
お松:しかし、すぐには読めない神社名ばっかりですねぇ。ふりがなだらけで読みにくいったら。
やや:・・・。
 さて、
 先週、神在月に遅れて神在祭を行う売豆紀神社の話のおまけで、引退狛犬も大切に保存されている事を紹介しましたが、その続きです。

 そもそも、売豆紀神社の御祭神である下照比売(したてるひめ)命は、安産と子育てに御利益があるとされ、境内には安産の象徴である犬の像なんかがあったりして、もともと狛ワンコとは親和性が高いのかもしれませんね。けっして広くない境内には、新旧様々な狛ワンコがいます。
先代狛ワンコご夫婦
 来待石製狛ワンコの震源地である出雲地方でも、近年では(中国産?)御影石の、ピッカピカの狛犬が増え、来待石製の狛ワンコは、次々と引退しているところですが、最初の画像の先代狛ワンコの他にも、そのさらに前の、前足を欠いてしまった先々代狛ワンコとその仲間達。
先々代狛ワンコと仲間達
 境内社に置かれた古い小型の狛ワンコは、お顔がちょっと・・・、ちょっとブサイク(←お松:ブサイクとかいわないの!)。
 来待石は凝灰質砂岩です。酸性雨とかで溶けてしまいますので、できるだけ雨に当たらないようしてあげたい気もしますが、とにかく、がんばってます。
小型の狛ワンコ


お松:あ・は・は!かくれんぼしている子もいますよ。
狛ワンコかくれんぼ中
  1. 2015/12/05(土) 17:32:06|
  2. お松との会話
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Author:やや
 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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