あいかわらず、忙しくしておりまして、今回の画像も先週の雨の中ので・・・すみません。
で、今日の話題は、国引き神話だったりします。
『出雲国風土記』の冒頭には、出雲らしからぬ壮大な神話である「国引き」が記されています。この国引き神話自体は「意宇(おう)」の地名説話なので、なんでこの地が意宇と呼ばれているかを説明したものです。で、その内容を、とってもおおざっぱに言うと・・・
八束水臣津野命(やつかみずおみずぬのみこと)が、「出雲国って、イマイチ小さかとね(←お松:ど・どこの人?)。ちょっと縫いつくろってやっか。」ってつぶやいて、志羅紀(朝鮮半島の新羅か?)の方を見ると、「お?国が余っちょるばい?(←お松:だ・だからどこの人ですか?)」とおっしゃって、童女の胸鋤(おとめのむなすき:ぴちぴちおねぇちゃんのバストのように大きな鋤?)を手に、余っている国を割り離して、綱をかけ、「国来!国来(くにこ!くにこ)!」と引っ張ってきたのが出雲大社周辺の土地。それを引っ張った綱が園の長浜。綱をつなぎ止めた杭が出雲と石見の境にある佐比売山(さひめやま:三瓶山)。で、さらに・・・あまりに長いので以下省略・・・もう3度ほど国の余りを引っ張ってきて・・・。「よか。これで国引き、終わったばい!(←お松:だ・だからどこの人なの?)」って言って。その後で、「意宇杜(おうのもり)」に杖を突き立てて「おぇ・・・」って言ったと・・・。で、この地は意宇(おう)なんだとか。
お松:あの~?国引きが重労働だと言うことは想像できますが、神様の発言に「おぇ・・・」は無いでしょ。
やや:い~え。原文に意恵(おえ)と書いてあるんです。八束水臣津野命が「おぇ~っぷ」って吐きそうになったから「意宇(おう)」なんです。
お松:・・・。「おえ」がだんだんグレードアップしてますが・・・。
やや:その八束水臣津野命が杖を突き立てた「意宇杜(おうのもり)」の推定地が松江市竹矢町の「客の森」と呼ばれる場所です。
お松:こう言うのって、ほんと驚きですよね。神様が国を引っぱってきた、なんて言う現実離れした神話の舞台が、現実に・・・しかも道路に停めた車の窓から「これです。」とか、言っちゃえるって・・・。
やや:まったくですわ。
お松:・・・で、意宇杜って、これ?杜って言うから森だと思ってましたが、これがまた、あまりに何というか・・・。
やや:おぇ~!
お松:今回は、なんだかお下品なので、このあたりで。ではまた次回。
スポンサーサイト
- 2015/12/19(土) 19:13:28|
- 神話の足跡探し
-
| トラックバック:0
-
| コメント:3
おはようございます。
そんなはずはないです。打ち間違えからいきおいで変な言葉になっちゃいました。
コメントをありがとうございました。
- 2015/12/21(月) 07:19:28 |
- URL |
- やや #YgKj3tPc
- [ 編集 ]
おはようございます。
原文の書き方だと「おぅえ」っと言う感じだと思いますが、まぁ「おえっ」ですね。
現地は、本当にポツって感じで、始めて現地に行ったときにはびっくりしましたわ。
コメントをありがとうございました。
- 2015/12/21(月) 07:22:48 |
- URL |
- やや #YgKj3tPc
- [ 編集 ]