木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

すっかり春になったようで

お松:こにゃにゃちは~!
 さて、修行などというストイックな響きのある言葉は、すでに似つかわしくないほどの病的なペースで山寺巡りを続けるややさんですが、今日も登ったの?
やや:澄水寺跡のことですか?今日は登っていません。ただ、予想外に晴れたので、車でびゅ~んって行ける華蔵寺に行ってきました。
華蔵寺から見た大山・中海

お松:お~!大山のアップ!さすがにしっかり雪がありますね。手前は中海に浮かぶ江島?ってことは、この左端に小さく見える橋が「ベタ踏み坂」?ぜんぜんベタ踏み坂っぽくないですね。
やや:そりゃそうだ。望遠効果でタテにぎゅっと縮めて、すんごい坂に見せてますが、本当にベタ踏み坂だったら、大変じゃないですか?
華蔵寺の不動明王

お松:車でびゅ~んって行ける華蔵寺は、件の澄水寺の隣の山でしたっけ?
やや:間に三坂山ってのがありますが、お隣みたいなもんです。この華蔵寺は、元々は天台宗の山林修行のお寺で、盛時には十二坊があったと言われていますが、鎌倉時代頃にはやや衰え、正安年間(1299~1301)に臨済宗の禅院として再興。近世に入ると松江城の鬼門に当たると言う事で、松江藩の保護を得て栄えています。寺伝では、澄水寺の僧徒と闘争したこともあったのだとか。
華蔵寺の石段

お松:なんだか、よくわかりませんが、中世頃?その頃には、今では想像もできないくらい山寺だらけだったって事ですか?
やや:そうみたいですね。その辺を勉強中です。

おまけ
澄水寺の一丁地蔵は、長年の風雨で摩滅して、お地蔵さんであることがわかるだけの一丁地蔵でしたが、西隣の小倉寺跡の一丁地蔵はこんな感じ。一丁と記されていますので、あと約109mで小倉寺です。
小倉寺跡の一丁地蔵

 文化十一(1814)年ですので、江戸時代の終わり頃に置かれたようですね。ヨーロッパではナポレオン戦争の終盤近く。日本近海にはロシア船やイギリス船が出没。歴史がそわそわし始める直前・・・。

お松:あの~。確か、今日は山には登っていないって言ってたくせに、しっかり登ってるじゃないですか?
やや:あ、いや、お・小倉寺跡は、それほど山寺ってほどの山ではない山寺で・・・。
お松:なにを言っているのか、さっぱりわかりませんが?
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  1. 2016/03/12(土) 19:03:56|
  2. お松との会話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

山寺 徘徊で 探訪で、ぐんぐん山林に入っていくと、
今、自分がどの辺り(『時代)を歩いているのか時々分からなくなって混乱してきますが、
このような ↓ 周りを(国内外の動き)示す道標があると勉強が足りぬ爺には助かります。www
》文化十一(1814)年ですので、江戸時代の終わり頃に置かれたようですね。ヨーロッパではナポレオン戦争の終盤近く。日本近海にはロシア船やイギリス船が出没。歴史がそわそわし始める直前・・・。

何を言っているのか分からなくなってきましたが、要は、
「日本史を勉強している時、世界史の年表をチラ見するのも良いものだなああ~と、
改めて思いました。ありがとうございました。」
と言いたかったのです。
(バシッ!年寄りはまわりくどい。最初から、そういえばよく分かるのに。)

  1. 2016/03/13(日) 09:49:16 |
  2. URL |
  3. 喜多さん #-
  4. [ 編集 ]

喜多さん さま

こんにちは
山中を徘徊しておりますと、時々聞こえる車の音に、現代であることを気付かせてくれるときがありますよ。
いつだったか、高校生の歴史の教科書を見る機会があって、「これでは、歴史を好きになるはずはない・・・」って思ったことがあります。時代を点で示されてもわかりませんものね。
文化~文政期と言えば、江戸文化の爛熟期。その後しばらくして、激動の時代が始まるのですが・・・そのあたりは専門外で・・・。
いつも楽しいコメントをありがとうございます。
  1. 2016/03/13(日) 10:48:23 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

病的なペースで山寺巡り、かなりハードですね。
若いから出来る事。
頑張って山寺巡りを続けて欲しいです。
1枚目の写真を見てもかなり上までいらしたんですね。
凄く素敵な風景です。
石段も今にも崩れ落ちそうな雰囲気では有りますが、
風情が有ってこんな風景が好きです。
  1. 2016/03/13(日) 21:29:54 |
  2. URL |
  3. 太巻きおばば #-
  4. [ 編集 ]

太巻きおばば さま

おはようございます。
一枚目の写真は、近くまで車で行けるところですが、天候も良くなってきたので、もうしばらく、山寺を歩きたいと思っています。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/03/14(月) 07:10:51 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

こんばんは☆

今回の山寺も苔生した感じが何ともいえず、
歴史を重ねてきた風合いが良い感じですね♪

こういう山を登っている時に丁目のお地蔵さんを見つけますと、
なんとなく安心できますね(*´Д`)ルート的な意味でも(笑

これから山登りにも良い季節になってきますね~
次の山寺探訪シリーズも楽しみにしております(o´ω`o)
  1. 2016/03/15(火) 00:21:43 |
  2. URL |
  3. 七森 #-
  4. [ 編集 ]

七森 さま

おはようございます。
一丁地蔵は、巡礼路の目印として、また、巡礼者の安全を見守るために一町毎に置かれていたのですが、今では、壊れたり集められたりで、確実に一町毎にある訳ではないのが残念。
意外にも、山中では電力会社の高圧線鉄塔の標識が目印になってます。風情もへったくれもありませんが・・・。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/03/15(火) 07:08:37 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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