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木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

武蔵坊弁慶のお話

今日は、灌仏会・・・つまり、仏教界のクリスマスです。
お松:ク・クリスマスって事はないでしょう?
やや:・・・4月8日は、日本ではお釈迦様が生まれた日とされ、出雲地方のお寺では、月遅れの5月8日に灌仏会が行われることが多いようです。

 と、言う訳で、今日は灌仏会ともお釈迦様とも無関係に、武蔵坊弁慶のお話です。
お松:武蔵坊弁慶と言えば
 ♪京の五条の橋の上~!牛若丸と運命の出会い。源平の合戦で源義経を助け、平泉で義経を守って壮絶な最期!
やや:でも、実在の人物ではないかも・・・。
お松:そ、そっからですか?
やや:でも、なぜか、出雲地方にはその弁慶にまつわる伝説が点々とあります。
お松:知ってます!鰐淵寺の釣り鐘は、武蔵坊弁慶が大山寺から一夜にして持ってきたんですよね。
やや:さらに、松江市本庄町あたりは弁慶の生まれた場所だと言われています。
お松:え~?
長見神社

やや:いわく。弁慶の母である「弁吉(?)」は紀州熊野の生まれだったとか。でも結婚相手に恵まれず、出雲路幸神社(安来市?)にお参りしたところ、島根郡の長海(現在の松江市長海町?)に住めば子を授かると言う託宣を受け、やがて仁平元(1151)年に生まれたのが弁慶だったとか。で、子どもの頃の弁慶は、手がつけられない暴れん坊で、この島に閉じ込められたのだとか。
弁慶島

 ちなみに、病床の母から最後に聞いたのが、自らの出生の話で、それを記した『弁慶願文』が、長見神社に伝えられているのだとか・・・。しかも、当然、非公開です。
長見神社の狛ワンコ

お松:お母さんの名前や生まれた年までわかっていて、その『弁慶願文』?が残っているのなら、結構実話じゃないですか?
やや:う~ん。貴族や高僧、有力武将の師弟や、すでに当時の有名人だったらともかく、後に有名になるかもしれない普通の人の記録が残っているはずは・・・。
お松:じゃぁ、どうして出雲に武蔵坊弁慶伝説が?
やや:わかりません・・・。まぁ、そう言った伝説が伝えられていると言うお話でした。
お松:今日はマザーズディ。弁慶の母の話に、牛若丸と言えば母、常磐御前。母の日の話と言う事でまとめてみました。
やや:は・は・は・・・。

おまけ
 長海神社の参道の灯籠の台座。まさに「雨だれ石を穿つ」!
長見神社の灯籠。

 灯籠には天保3(1832)年と書かれていますから、180年ほど前。天保年間と言えば、いよいよ幕末が近づいてくる頃。中国ではアヘン戦争の直前で、大阪では天保山を作っています。
お松:なんだ、そりゃ?
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  1. 2016/05/08(日) 18:05:32|
  2. 神話の足跡探し
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

拍手コメント様

こんばんは~!
出雲の灯籠は来待石という比較的柔らかい石で作られていて、大事にされているところでは、こうやって、雨だれで穴の開いた部分が残されたりしていま~す。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/05/08(日) 20:26:17 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

弁慶島… ですね^^

昔、この島で老夫婦が、半農半漁、晴耕雨読の生活をされていた…
と聞きました。

以前は飛び石のような感じだったと記憶していますが、
いまは繋がっているのですね。


  1. 2016/05/08(日) 22:07:08 |
  2. URL |
  3. ta-raちゃん #-
  4. [ 編集 ]

ははははで締めくくり。
母の日ですね~(笑)
弁慶さんの出生の秘密、知りたいけど内緒が良いですね。
何だか秘密めいて素敵な気がします。
あの島は満ち潮になると通り道が無くなるのかしら・・・
  1. 2016/05/09(月) 01:04:17 |
  2. URL |
  3. 太巻きおばば #-
  4. [ 編集 ]

ta-raちゃん さま

おはようございます。
住んでいらっしゃるかどうかはわかりませんが、家は残っています。島に繋がる道は、いつの頃かはわかりませんが、しっかりしたものに作り替えられているようです。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/05/09(月) 07:10:55 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

太巻きおばば さま

弁慶・・・超人気ヒーローですので、ナゾはナゾのままでも良いのかもしれませんね。そのあたりを掘り起こしたい人ではありますが・・・。
島根鳥取県境の中海は、それほど干満の差はありません。湖面が荒れると波をかぶりますが、完全に水没することはないと思います。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/05/09(月) 07:15:38 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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