木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

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ピンクの病院

 この目にも鮮やかなピンクの建物は、松江市末次町にある浅野小児科医院です。昨年、約100年ぶりに修理され、ピカピカのピンクになりました。2つ宛並べられた、凝った窓のデザイン。建物の左右には鱗模様のうだつ。2階のバルコニー風の窓を支える玄関ポーチはドリス式・・・つまりギリシャ建築風の石柱を立てた、美しくもムダな意匠になっています(←お松:また、余計なことを!)。
 個人的には、建築史の方々は、瓦に興味が無くって、屋根を全部、ピカピカの新しい瓦に葺き替えられたのが気に入りませんが、・・・本来は出雲地方に特徴的な左桟瓦が載っていたはずですが(←お松:そんなモノを気にしているのはややさんだけです!)、まぁ、それはそれとして・・・。
浅野小児科医院

 この建物は、大正元(1912)年の建築で、いわゆる擬洋風建築。日本の大工さんの伝統的テクニックを駆使し、西洋風に造られた建物です。松江市内では白亜の洋館!興雲閣がよく知られていますが、興雲閣ができたのが明治36(1903)年ですので、そのわずか9年後の建築です。この手の擬洋風建築は、興雲閣のような公共施設の他は、銀行や病院が多かったようですね。
浅野小児科医院の表札

 この前の道は、小さい頃から何度も通った記憶があり、もう少し白い印象の建物でしたが、修理に伴う調査で、ピンク色に塗られていたことが判明し、塗り直されたものです。小児科のお医者さんなので、かわいらしい色にされていたようです。
 この建物は、2007年に登録有形文化財に登録され、明治~大正の世の中イケイケだった頃の雰囲気を現代に伝えています。100年ちょっと前のかわいい建物が残されているだけでも楽しいのですが、それ以上にすばらしいのが、この建物・・・現役バリバリです!今も小児科医院としてフル稼働中。撮影時にも、子どもの元気な泣き声が聞こえていましたよ。

お松:いや、元気じゃないでしょ。どっか悪くって泣いてるんでしょ?小児科だよ?。
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  1. 2016/05/14(土) 16:50:09|
  2. 屋根フェチの小部屋
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こんな病院なら、患者になりたい^^
おっさんは駄目でしょうか。

「醫院」という文字が、なんだか有難いですね。

  1. 2016/05/14(土) 22:29:51 |
  2. URL |
  3. ta-ra #-
  4. [ 編集 ]

ta-raさま

こんばんは。
普通に病院ですよ。小児科ですのでおっさんはダメです。お子さんを連れてきてください。

普通の病院なら、診療科目とか診察時間とか、いろいろな表示がされてそうですが、ここには、ほとんどありません。登録有形文化財として、景観に配慮しつつ、小児科として診察されているようです。とにかく、なんだか、ありがたいです。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/05/14(土) 22:40:12 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

年甲斐も無く、少女趣味の私好みの建物です。
入り口のコリント様式でしょうか、柱が良い雰囲気だと思います。
有形文化財の登録されて良かった~!
風邪ぐらいの病気なら喜んで行ってしまいそう。
注射無しでお薬だけ下さ~いみたいな(笑)
  1. 2016/05/15(日) 00:20:42 |
  2. URL |
  3. 太巻きおばば #-
  4. [ 編集 ]

太巻きおばば さま

おはようございます。
かわいい建物ですよね。登録理由には、玄関の柱はドリス式、つまりドーリア式と記されており、コリント式よりも形式的には古い?その違いは・・・わかりません。すみません、ま、似たようなものだと思います。
皆さん、診察してもらいに行きたいようですが、小児科だってばぁ!
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/05/15(日) 06:49:37 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

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