木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

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質留比(しちるい)神社と七類の港

 梅雨が明け、夏真っ盛りのはずの山陰地方ですが、なんだかスキッと晴れませぬ。なんだかくそ忙しいのも相変わらずですが・・・久しぶりの休みに、やっぱり夏の海が見たくなって、やってきたのは七類港。隠岐諸島への入り口です。

レインボージェットが入港!
 ドババババァ~っと入港してきたのは隠岐と境港、そして七類を結ぶレインボージェットです。
明治25(1892)年に隠岐諸島を旅した小泉八雲は、鳥取県の境港から隠岐丸に乗って出港しており、当時、隠岐への入り口は境港からが一般的でした。
 七類港から隠岐諸島へのフェリーが通うようになったのは昭和47(1972)年からと言われていますので、・・・なんだ最近じゃん。
お松:40年以上も昔のことですけど・・・。古代はどうだったんですか?
やや:『出雲国風土記』の時代は、官道が出雲国府(松江市大草町)からまっすぐ北に延び、千酌(松江市美保関町)から船を出していたようです。七類よりは松江市中心部に近い位置ですね。
お松:って事は、七類は、古代は良い港ではなかったって事ですか?
質留比神社の扁額

やや:いや。『出雲国風土記』「島根郡条」には「質留比(しちるい)浦」と見え、「三十の船泊つ」と記されていますから、メチャメチャ良い港です。その文章中には、「南に神の社あり」と記され、現在でも質留比神社が置かれています。
質留比神社

お松:メチャメチャ良い港なのに、使われていないんですか?
やや:港は、陸と海の接点です。船にとって都合が良くても、陸の側の都合は別物です。千酌は、出雲国府からの距離が短く、古代官道として都合が良かったと思います。でも、水深が浅いので、現代の大型船は入れません。境港は、外洋を行く船と、中海~宍道湖の内水面を行く船の接点として非常に便利な港です。現代の七類港が便利なのは、県道が通り、車が使えるからですよね。
お松:なるほど。

おまけ
質留比神社境内の手水鉢・・・
質留比神社の手水鉢

お松:こ、これがまた不思議な形の・・・。
やや:松江藩の息のかかったお庭なんかに見られる1点豪華主義の手水鉢に雰囲気が似てますよね。
お松:そ、そう言えば、これ、お庭のブログだったこともありましたよね。
やや:まだ、看板を下ろしたつもりはありませんが!
質留比神社の狛ワンコ

「ふん!もう神社巡りブログにしちゃったら?」
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  1. 2017/07/23(日) 18:43:22|
  2. 神話の足跡探し
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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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