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木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

世間では、10連休の人がいるのだとか・・・

 風が強く、すっかり葉桜になったソメイヨシノの花びらがぶっ飛んでいく出雲地方です。
 画像は、石橋町の美味しいお醤油屋さんです。

カネモリ醤油の蔵の赤いトタン

 1875年創業というカネモリ醤油は、現在でも木桶で醸造するお醤油屋さん。この醸造蔵の中にはたくさんの木桶が並んでいます。石橋町は、松江城下町の北の端。北側には丘陵を背負っていて、そのために、良い水が湧き出すところです。なので、カネモリ醤油の他にも昔ながらのお豆腐屋さんとか清酒「李白」の酒蔵がある町です。

カネモリ醤油の蔵の煙出し

 4月に入って、やたらと忙しくなってきまして、この先GWまで休みはなさそうです。よって、当分はどこにも行けそうにありません。

蔵の窓の醤油瓶

 世間では、10連休が話題になっていますが、私は、最大で5連休。しかも、世間の連休が明けてから。身近に10連休の人っていないなぁ、って思ってたら、・・・恐ろしく身近にいました。
お松:はいは~い!10連休で~す。でも、本当に身近に10連休の人が少ないので、連休はほぼ計画ありませ~ん。つまらん。
やや:ま、連休明けのひとり5連休を使って、山にでも行こうかな・・・。
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  1. 2019/04/15(月) 14:14:39|
  2. お庭でひとりごと
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花見に行ったつもり

満開のソメイヨシノをぶっ飛ばす強風の出雲地方です。
満開のソメイヨシノと椿

 松江市浜佐田町周辺は、現在では広々とした水田が広がる平野ですが、『出雲国風土記』には、佐太水海(さだのみずうみ)と言う、大きな水面が記されています。つまり、中世以前は、現在の一畑電鉄の線路から宍道湖岸までの幅の狭い砂州で、南北を湖水に挟まれていたようです。その砂州の真ん中辺りは、後の佐陀川(『出雲国風土記』では佐太河)で途切れていたのですが、つまり、その両側は、三方を水に囲まれた地形だったようです。
 三方を水面に囲まれていたはずの小高い丘陵上に建つのが真言宗満願寺です。

満願寺の花吹雪

 宍道湖沿いからお堂の背後にかけて、たくさんのソメイヨシノが植えられ、花見に行ったつもりになってますが、・・・今朝からの強風で、花吹雪・・・。
水上交通にも要塞としても優れた立地は、当然お城としても使われており大永から永禄年間(16世紀後半)には、毛利氏による出雲尼子氏攻めの拠点の一つとして、機能し、16世紀末の尼子氏再興戦では、取り合いにもなったようです。
 お寺自体は平安時代に空海による創建との寺伝もあり、『雲陽誌』もそう伝えています。
お松:あまり興味がない?
やや:だから、花見に行ったつもりだったんだってばぁ。
お松:お城とかも興味がない?
やや:このお城の攻防に関わる奈佐日本之介(なさやまとのすけ)と言う方は、織田信長に海賊衆と呼ばれてまして、その辺はちょっと興味がないでもないのですがぁ・・・
お松:ま、興味がないと。
やや:・・・はい。

おまけ
花を背負って狛ワンコ

お花を背負って狛わんこ
  1. 2019/04/08(月) 15:07:52|
  2. お庭でひとりごと
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この先、行ってはいけない気がする・・・。

 県庁周辺のソメイヨシノも咲き始め、すっかり春の出雲地方です。
 仕事も人事もどうにもなりりませんが、それでも春は勝手にやってくる・・・。

 どっか行きたい気分ですが、先立つものも時間もなく・・・。手近な遠くってないかしらん?と思って、すんごい遠くを思い出しました。

 出雲市奥宇賀町の山中です。平田から日本海を目指し、海までもうすぐの所を山の中へ。車を駐め、コンクリート舗装の道をしばらく登ると・・・、
島根半島名物、鹿よけのフェンス

 ガチガチに封鎖されたフェンス。この先は、人ではなく鹿の領域・・・、もしかして、鹿でもないかも・・・。で、さらに行くと・・・、

夜見の穴の入り口
 この先は、・・・行ってはいけない気がする。


・・・が、行きます。

夜見神社

 とても小さな祠ですが、夜見(よみ)神社です。そしてその横にくぼんでいるのが夜見の入り口・・・。

夜見の穴

 『出雲国風土記』の出雲郡条には、黄泉(よみ)の穴の伝承が記されています。
 「高さ、広さは六尺(約1.8m)ばかり。窟の中に穴がある。人が入ることはできない。奥行きや深さは判らない。この磯の窟のあたりに行く夢に見ると、必ず死ぬ。なので、土地の人は古くから今まで、黄泉の坂・黄泉の穴と名付けている」
 『出雲国風土記』に登場する黄泉の穴は、一般的には平田と大社の境にある猪目洞窟遺跡だと言われることが多いのですが、近隣の違う海食洞窟とする説もあり、出雲郡の海岸線のどこかとしか言いようがありません。しかも、それだけではない、山間にも夜見の穴と呼ばれる場所があるのが出雲郡です。
この神社は、『出雲国風土記』に記載のある神社ではなく、夜見の穴も、風土記の時代より新しい伝承だと思われますが、そうした神話に接した人たちが、新たな伝承を語り継いでいったのでしょう。

お松:お帰りなさい。
やや:ただいま。・・・気のせいでした。行ってもだいじょーぶでした。
お松:ま、この先、長い一年も、そんな感じで乗り越えてほしいものです。
やや:まぁねぇ・・・。
  1. 2019/03/29(金) 18:34:03|
  2. 神話の足跡探し
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霧が出ていたので華蔵寺に上がってみた

霧が出ていたので、思い立って華蔵寺に上がってみたのですが、

華蔵寺参道から見た下界

すでに遅く・・・すごい勢いで、霧が晴れ始める真っ最中。
そもそも、思いつくのが遅すぎました。

大山と中海が雲海

一雨毎に急速に暖かさを増していく今日この頃は霧の季節でもあります。気が付けがすっかり春でした。
例年になく雪の少ない冬を過ごし、枕木山にもまったく雪が残っていません。

華蔵寺の薬師堂

新年度は間近。人事異動の希望は聞き入れられませんでしたが、まぁしょうが無いですね。

華蔵寺の壁

独り言でした・・・。
  1. 2019/03/18(月) 19:28:26|
  2. お庭でひとりごと
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水の神社に行ってみた

 この冬、記録的な雪の少なさ・・・だけでなく、雨も少なくって、乾ききっていた気がしましたが、降るときは降る。昨夜から土砂降りがやっとあがった山陰地方です。


 先月は、風の神社をお参りしてきたので、思いついて、水の神社にお参りしてきました。
お松:前回は布宇(ふう)神社・・・風の神社だったから今回は水?そんなの都合良くあるんですか?

水神社の参道

やや:出雲市本庄町の水(みず)神社です。ふりがなも何も水です。直球で水神社です。
お松:そんな神社もあるんですね。
やや:出雲市本庄町の水谷という小さな谷間に鎮座する神社です。小さな小さな神社ですが、天平五(733)年の年記を帯びる『出雲国風土記』に「水社」が見えるので、奈良時代から続くお社でしょう。

水神社の拝殿

 境内はしっかり苔むし、確かに水の気配を感じます。
 この水神社のある地域は、奈良時代には盾縫(たてぬい)郡です。
お松:水神社って、水を祀っているんですか?

水神社の御神木

やや:残念ながら『出雲国風土記』には、神社名があるだけでその由来は記されていません。江戸時代に記された『雲陽誌』には、「水上明神」とあって、水神を祀るとされています。
水神社の御本殿

 ただ、『出雲国風土記』の盾縫郡には、「神名樋山」の記載にも雨乞いの記事が見えますし、酒を醸した佐香(さか)郷や湿地に由来する沼田(ぬた)郷、滝に関わる神様の伝承などやたらと水に関わる地域だと言う事ができます。布宇神社がある松江市玉湯町林とは、宍道湖を挟んで反対側に位置しているというのも意味深です。

お松:う~ん。ようするにわかんないんですね。
やや:はい。

おまけ
境内社の若宮社。若宮社のお社を護るのは、なぜか狛ギツネさん

若宮社の狛キツネさん

お松:がんばってます。
  1. 2019/03/11(月) 17:56:07|
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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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