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木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

岩谷堂に行ってみた

 梅雨はいったいいつになったら明けるんでしょう。晴れちゃぁいますが、イマイチはっきりしない空・・・。
 さて
 そんな先週のこと。ぽっかり空いた時間。以前から行きたかった所へ、行っちゃおうかな。どうしようかな。え~い行っちゃえ!と言う訳で、勢い余って行ってきたのが、こちら。不動院岩谷堂です。
不動院岩谷堂

お松:お~。なんだか立派なお堂ですね。でも、聴いたことが無いような気がしますが、どこにあるんですか?
やや:若桜です。
お松:ワカサって?
やや:鳥取県の若桜町です。もうしばらく行くと兵庫県に近いところです。
お松:それはまた、ずいぶんと勢いが余っちゃった感じが・・・。その帰り寄ったのが白兎海岸だったんですね。
やや:鳥取県八頭郡若桜町にある不動院岩谷堂は真言宗の仏堂で、重要文化財に指定されています。大きくくぼんだ岩陰の内部に建てられた懸造(かけづくり)のお堂です。岩屋堂地区に伝わる「書上帳」によれば、大同元(806)年に創建された妙高山神光寺の一部とされ、妙高山神光寺は、中世には大変繁栄していたようですが、天正九(1581)年、羽柴秀吉の因幡侵攻によって伽藍の多くが焼失。この岩谷堂不動院だけが焼け残ったとされています。地元では、鎌倉時代初期(13世紀頃か?)に、源頼朝によって再建されたと伝わっていますが、その建築の特徴から南北朝期(14世紀)頃の建立ではないか、と考えられています。
 堂内には須弥壇があり、不動院ですので、不動明王が祀られているはずです。
不動院の建物

お松:こんな感じの建物って、去年、大騒ぎして、ガンダーラとかを歌いながら行った三徳山三佛寺に似ていますね。
やや:岩陰にある点も共通ですね。急斜面に引っかけるようにして長い柱を伸ばして造る建物を懸造と呼びます。最も有名なのは京都の清水寺。いわゆる清水の舞台ですね。江戸時代以降は様々な用途に使われますが、古いのは、やはり天台・真言宗の山寺。つまり山林修行の場に建てられるようです。近隣では、鰐淵寺の蔵王堂とか。
お松:浮浪の瀧の奥にある建物ですね。三徳山と言い、鰐淵寺と言い、結構険しい所にあって。このお堂もすごいところにあるのですか?
やや:そ、それがまた・・・。もちろん、トレッキングシューズとかを用意していったのですが・・・。
不動院岩谷堂の全景

お松:なんと?
やや:道端にありました!(←お松:あら?)近くに駐車場もあって。楽勝でした。
お松:・・・まぁ、それは良かったですね。
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  1. 2016/07/17(日) 16:41:26|
  2. 山寺で修行中
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

不動院岩谷堂、見事ですね。
昔は今のような機械化も出来ないし、
時間をかけて建てたんでしょうね。
  1. 2016/07/17(日) 18:06:52 |
  2. URL |
  3. 太巻きおばば #-
  4. [ 編集 ]

太巻きおばば さま

こんばんは
当時は、材木を運ぶだけでも大変だったでしょうに、それでも、こんな建物を造っちゃうんですよね。秀吉に焼かれた周囲のお堂が残っていないのが残念です。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/07/17(日) 21:09:04 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

こんにちわ。

何か山寺を彷彿させる景観ですね。お堂が建てられている洞窟はもともとあったものを利用したのでしょうか。

それにしても壮観ですね。
  1. 2016/07/18(月) 07:54:17 |
  2. URL |
  3. kame-naoki #-
  4. [ 編集 ]

kame-naoki さま

おはようございます。
戦国以前は、周囲に多くの堂宇が建てられていたはずですが、現在は、ご覧のような山寺です。岩陰は、自然に開いたくぼみを利用したものです。当時の僧たちが、神秘的な何かを感じたのでしょう。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/07/18(月) 08:42:50 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

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