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木を見て庭を見ず

出雲・石見を中心に、歴史的なお庭と屋根と神社仏閣を見て回って、ひとりごとです。

雲南山寺めぐり2

本日の山寺めぐりは、雲南市木次(きすき)町の保元寺です。ここも、前回の冨貴寺と同じく、ずいぶん前に無住となって、地域の人々の手によってかろうじて残されているお堂なのですが、このお堂に残されているのは国指定の重要文化財、銅板線刻十一面観音菩薩像懸仏です。
保元寺

お松:銅板線・・・。すみません。いっぱい漢字が並んでいるのですが、何のことか判りません。仏像があるんですか?
やや:銅板に、線を彫って十一面観音を表した懸仏(かけぼとけ)です。懸仏は、御正体(みしょうたい)とかとも言われます。円形の銅板などに仏像を彫ったりするもので、神仏習合、つまり、神様も仏様も一緒だ!って言う時代に、神様の本地(つまり、元の姿としての仏像)を表したりすることも多かったようです。
お松:それが、このお堂にあるのですね。
やや:あるはずです。特に、ここの懸仏の重要な点は、「保元二年」の銘があることです。
お松:保元二年っていつですか?
やや:「保元平治の乱」って、歴史の時間に習ったのを覚えてないですか?
お松:・・・あ!源平の合戦の?確か、それで平家が源氏を破って、平清盛が出てくるんですよね。って、事は・・・いつだっけ?
やや:・・・。保元2年は1157年です。で、「いい箱つくろう鎌倉幕府」なので、源氏が平家を倒し、鎌倉幕府が成立するのが1185年。
お松:学校では、「いい国作ろう」って、習ったんですが、変わったんですね。
やや:さて、お堂の中は・・・。
保元寺のお堂中

お松:ん?金庫?
やや:き、金庫ですね。貴重な文化財ですので・・・。
お松:十一面観音様、金庫に入ってるんですね。
やや:ここにあることは確かなようです。
お松:で、でもねぇ。
保元寺のお地蔵様方
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  1. 2016/08/11(木) 19:06:32|
  2. 山寺で修行中
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

私は何気に見逃してますが、
重要文化財の存在にもっと気を配らないといけないですね。
こうして重要文化財の存在に気が付いて、
それを大切にする気持ちを育てないと駄目ですよね。
それにはまず歴史から勉強したほうが良さそうです。
日本の歴史は奥が深いですから面白いかも。
  1. 2016/08/12(金) 01:43:15 |
  2. URL |
  3. 太巻きおばば #-
  4. [ 編集 ]

太巻きおばば さま

おはようございます。
この軽いブログに重いコメントをいただき、ドキドキしております。
ものの価値を肩書きに左右されるのは愚かなことですが、肩書きが付くにはそれなりの意味があってのことですので、まったく、おっしゃるとおりかと。
ここの場合は、「保元二年」銘ですが、当時、確実に、これを拝んだ人がいると言う重みを感じたいと思っております。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/08/12(金) 07:15:05 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

拍手コメント さま

だいじょうぶです。
車を降りたら。虫除けスプレー。汗を拭いたら虫除けスプレー。バンバンで対処しております。無益な殺生は致しておりませんよぉ。
コメントをありがとうございました。
  1. 2016/08/12(金) 19:40:38 |
  2. URL |
  3. やや #YgKj3tPc
  4. [ 編集 ]

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 神社仏閣と古い町並み、そして何より屋根とお庭が大好きな“やっぱり屋根が好き”と申しますが、相棒の“お松”に、あり得ないぐらい略されて、“やや”と呼ばれています。

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